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【妊娠記録2】カナダで妊娠後の流れとプロバイダーの選び方

カナダの妊娠・出産

どうも、おかめちゃん(@okameyms)です!この記事では、カナダで妊娠したかも?ってなったら何をしなければいけないのかについて紹介したいと思います。

・カナダの妊娠に興味ある
・トロントでの出産について知りたい
・日本と違う通院手段が気になる

カナダは日本と違って、妊娠してから安定期に入るまでに、「プロバイダー」という妊娠中のサポートをしてくれる人を探さないといけません。これがまぁまぁ厄介で、プロバイダーを登録するのにとても時間がかかりました。探しても情報が少なくて苦労した経験から、読者の人にはなるべく分かりやすくをモットーに紹介したいと思いました。

1.私について

(1)自己紹介

おかめちゃん(30代前半)

カナダのトロント在住
2025年にトロントで妊娠・出産。日本での出産も考えたが、結局カナダで出産することを決意したため、帰国は一切せずに、なんとか無事にベビを出産。初めての妊娠で、しかも私も夫もカナダに家族が誰もいないので、周りにサポートしてくれる人がいないカオスな状況だった。

特に、妊娠初期はSNSを開くのもしんどかったりするので、私と同じような状況の方が少しでも参考になれたらいいなと思って、この記事を書くことにしました。

前情報
・妊娠から出産までカナダ・トロント
・カナダ在住2年目
・夫も私も就労ビザで在住
・子宮奇形で早産の可能性あり
・書面上では低リスク(Low risk)認定
・健康上の問題はなし
・ダウンタウン住みでマイカーなし

(2)妊娠から出産までの出来事

妊娠から出産までのスケジュール
Week 5:簡易テスト陽性
Week 6:ファミリードクター問診
Week 7:血液検査
Week 8:初のエコー検診
Week 9:ミッドワイフ面談
Week 12:産婦人科病院で初診、定期エコー
Week 19:定期エコー
Week 28:5Dエコー(オプション)
Week 35:定期エコー
Week 38:エコー再検査
Week 40:無痛分娩で出産(経膣分娩)

妊娠中、色々ゴタゴタあってだいぶ端折っていますが、妊娠してから出産までの主な流れはこんな感じでした。ミッドワイフや病院の診察の流れなどは下記で紹介しています。

2.妊娠かも?と思ったら

(1)妊娠後の主な流れ

市販の妊娠検査薬で陽性確認

ファミリードクターに予約・問診
(もしくはWalk-inクリニック)

血液検査とエコー検査を受ける
(ここで正式に妊娠発覚!)

ファミリードクターから検査結果聞く

今後の妊娠サポート機関(プロバイダー)を決める
(産婦人科orミッドワイフorその他)

産婦人科orミッドワイフに問い合わせ・問診

プロバイダー登録

妊婦通院開始

出産

(2)ファミリードクターに予約

問診ですること
 ・最終生理の開始日、既往歴、心配ごと
 ・リスクレベルについて聞く
 ・今後の流れ
 ・エコーのRequisition(紹介状)をもらう

ファミリードクターがいない、もしくはOHIPカードを持っていない場合は、近くのWalk in Clinic(予約不要の診療窓口)へ行きます。

(3)血液検査とエコー検査

トロントでは、血液検査とエコー検査が別の場所であることが多いです。私の場合は、ファミリードクターから住所と電話番号の一覧が書かれたペラいちの紙だけを渡されて、そこから自分の家から近い場所に電話予約しました。血液検査は妊娠したから検査をしたいといえばスムーズに採血してくれますが、エコー検査はRequisition(紹介状)がないと検査ができない上に、事前に日時の予約が必要です。

(4)妊娠時にやったこと

予定通りに生理が来なかったので、もしや?と思い、試しに妊娠検査薬の簡易テストを使ってみると、3秒で陽性のラインがくっきり出ました。

すぐにファミリードクター(かかりつけ医)に予約するも、問診だけのために1週間も待つことに。そわそわしながら、近くのミッドワイフ(助産師)をいくつか探してメールで問い合わせたりして大忙しでした。問診では、最後の生理日とか既往歴とかを聞かれて、紹介状(Requisition)をゲット。安定期と言われる妊娠12週に入るまでは、血液検査とエコーができる場所をそれぞれ自分で予約して検査しないといけなかったので、毎日ばったばたでした。

私たちは、いくつか問い合わせたミッドワイフやバースセンター(産院)でコンタクトをもらった所と面談をして、そこでやっと妊娠の流れを教えてもらって、夫と話し合いのもと、自宅近くの産婦人科の病院で通院・出産することを決めました。

3.プロバイダー登録のステップ

(1)プロバイダーとは

産婦人科医やミッドワイフ(助産師)などの妊娠をサポートしてくれる場所のことをプロバイダーといいます。カナダでは基本的に、妊娠発覚から12週頃まではファミリードクターが担当します。お腹の赤ちゃんが順調に育っていくにつれて、今後の出産までのプロセスでミッドワイフや専門医が必要だとかかりつけ医が判断した時点で、プロバイダーへ紹介状を出してもらいます。(ミッドワイフは早い者勝ち形式?で空きがあれば12週未満でも登録できます。)

(2)ファミリードクター

対応期間:妊娠初期〜12週頃まで

妊娠疑惑?があったら、まずはファミリードクターにかかります。問診では、妊娠を希望していたかとか、最終生理の開始日、健康に関する家族の既往歴など基本情報を聞かれてから、ドクターからUltrasound(エコー検査)のRequisition(紹介状)をもらいます。

血液検査ができる近くのLifeLabsで採血を行なってから、前もって予約していた別の場所で初めてのエコー検査をしました。そこで赤ちゃんの心臓の音や成長具合を診てもらって、小さいエコー写真をもらいました。

後日、再度ファミリードクターのクリニックに行って、血液検査とエコーのフィードバックをもらいます。診察結果は自動的に担当ドクターに情報が送られているので、訪問時は自分から何かアクションする必要はないです。
※血液検査の施設によっては、アプリから自分で結果を見れたりできます。

結果を聞いた後は、妊娠出産のリスク度合い(低リスクor高リスク)を聞いて、今後の流れを教えてもらいます。

経験談

私の担当ドクター(男性)は、妊婦患者の経験がないのか、今後の通院方法やこれからの妊娠サポート(プロバイダー)の登録方法など、一切教えてくれませんでした。「ぼくは詳しく知らないからググったら分かるよ。」の一点張り。夫も付き添いで問診に来てくれていましたが、めずらしく激おこ。「彼はUselessだ」と私の気持ちを夫が代弁してくれたので、心がスッキリしました笑

(3)ミッドワイフ

対応期間:妊娠初期〜出産〜産後ケアまで
登録の流れ:サイトからメールや電話で問い合わせ

トロント(ダウンタウン)の主な場所
・Community Midwives of Toronto
・Kensington Midwives
・Riverdale Community Midwives

ミッドワイフ(助産師)って病院じゃないの?ってなると思うんですが、バースセンターという小さな産院かお家みたいな建物に通って、ミッドワイフからサポートしてもらうという感じになります。カナダのシステムは特殊で、ミッドワイフに担当してもらうと、産婦人科に通わずに個別の検査機関で血液やエコーの検査をそれぞれ受ける流れになります。

ミッドワイフはあくまでも看護師・助産師という立場なので、薬の処方だったり帝王切開といったことはできません。リスクの低い健康な妊婦さんを対象で、担当のミッドワイフが妊娠初期から出産、産後ケアまで一貫したサポートをしてくれます。また、無痛分娩を希望する妊婦さんには提携病院で出産することができます。

メリット
・妊娠から出産まで同じ助産師さん
・産後ケアもサポート、自宅訪問あり
・分娩場所が自由に選べる
(病院、バースセンター、自宅)
・病院なら無痛分娩可能
・親身に寄り添った対応
・OHIP未加入でも対応可能
・問診時間が長い(30分以上)
デメリット
・高リスクは登録不可
・出産したい病院を選べない
・エコーなどの検査は別機関
・人手不足で登録できない可能性あり
(妊娠が発覚したらすぐ連絡するのがベターです!)
経験談

ミッドワイフの良いところはアフターケアがしっかりしている点で、産後6週間は自宅まで来て新生児の検診だったり、授乳指導や育児の悩み相談にものってくれるところがなにより魅力でした。ただ、私の地域のミッドワイフでは、無痛分娩を希望する場合は指定の提携病院で出産しなければならず、そこへは車がないと不便な場所でした。結局、近くの病院で出産したかったので、ミッドワイフは面談だけして、産婦人科で通うことにしました。

(4)産婦人科医

対応期間:妊娠12週頃〜出産まで、産後1回
登録の流れ:病院のサイトからメールで問い合わせ

トロント(ダウンタウン)の主な場所
・Mount Sinai Hospital
・St. Michael’s Hospital
・St. Joseph’s Health Centre

産科医(Obstetrician)は、日本の妊婦健診の流れとほぼ同じと思ってもらっていいと思います。産婦人科に登録すると、エコー、採血、心拍数、体重測定など妊婦にかかる全ての検査が病院内で完結します。ただ、妊婦期間中の検診は毎回看護師さんが違うこともありますし、出産時に担当してくださる助産師は妊婦検診の担当医と違うので、ミッドワイフより冷たい対応かもしれません。あくまでも出産までの医学的なケアをサポートしてくれる機関っていう感じです。

メリット
・婦人科医が担当なので医学的なアドバイスが聞ける
・すべての妊婦検診が病院内で完結(日本と同じ)
・ソーシャルワーカー対応可能
(妊娠うつ・マタニティブルー)
・家近い場所だったので通院に便利
デメリット
・OHIP加入必須
・健診時間が短い(15分程度)
・検診のドクターは毎回同じ人とは限らない
・分からないことは聞かないと教えてくれない
・産後の検診は一回のみ(来院)
経験談

ファミリードクターからは、「君は低リスクだからミッドワイフに問い合わせるといい。産婦人科は高リスクの妊婦が行くところだから。」と言われたものの、自宅から徒歩5分の場所に公立病院があったため、どうしてもそこで通院したいと思っていました。ダメ元で病院にメールで問い合わせたら、「空きがあるから低リスクでも受け入れますよ」とすぐに返信をもらいました。実際に通院してみると、健康そうな若い妊婦さんがたくさんいたので安心。もちろん、高リスクの方にケアを優先すべきなのは同意ですが、かかりつけ医からおどされるほど、カナダの医療がそこまでカツカツではないんだと体験して分かりました。

4.読者の方に伝えたいこと

(1)苦労しないために

妊娠プロセスはなるはやで知っておく

私も夫も、カナダの妊娠ことは知識ゼロだったので、つわりの中、ネットで調べたり、ミッドワイフやバースセンターにもダメ元で直接訪問したりと体力的にも精神的にもかなりきつかった。

検診予約は早めの行動を!

妊娠が発覚してから、ファミリードクターの初診予約だけで約1週間待ちだったり、初めてのエコーの予約が2週間後だったりと、妊娠したのかしていないのかヒヤヒヤの中で毎日待ち続けるのは苦痛でした。

ミッドワイフ希望の方はすぐ連絡!

ミッドワイフは需要が高くて人気なので、妊娠が分かったらなるべく早く、サイトから問い合わせることをおすすめします。

(2)プロバイダーの検討方法

トロントの医療システムは自由な分、自分で動かないといけない場面が本当に多くて、特に妊娠初期には大変さを感じる方が多いと思います。

私もめちゃくちゃ大変でした!!
妊娠の確証が取れないまま、つわりもだんだん押し寄せてきて、精神的にもしんどくなって不安でいっぱいでした。

産婦人科の病院を検討している方、リスクが低いからって自主的にミッドワイフを選ぶ必要はないです!自分が利用しやすい手段(交通の利便性、希望出産方法、病院での出産希望の有無)を選ぶと良いと思います。カナダは医療費が公費でカバーできる分、できるだけリスクが高い人を優先にするシステムが出来上がっていますが、病院に問い合わせたら、意外と空きがあることもあります。トロント内でも、郊外とダウンタウンで妊娠中のサポートしてくれるオプションが違ってくると思うので、妊娠していなくても、まずは事前に調べたり、問い合わせたりしてリサーチしてみることをおすすめします!

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