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イギリスのカウンシルタックスについて|仕組み・相場・誰が払うか解説

カウンシルタックス仕組み 家探し・暮らし


こんにちは、おかめちゃん(@okameyms)です。

イギリスで家探しを始めると、必ず出てくるのが「カウンシルタックス(Council Tax)」という費用です。
ただ、日本にはない仕組みなので、「誰が払うの?」「いくらくらい?」と混乱する人がかなり多いです。

そこでこの記事では、初めてイギリスで物件を探す方向けに、カウンシルタックスの基本をQ&A形式でわかりやすく解説していきます。

この記事が役立つ人

・これからイギリスに渡航予定の方
・YMSなどで賃貸物件を探している方
・将来的にイギリスで物件購入を検討している方

「そもそもカウンシルタックスって何?」という状態でも理解できる内容にしています。

この記事でわかること

・カウンシルタックスの仕組み
・相場感(毎月どれくらいかかるか)
・誰が支払うのか
・契約パターンの違い
・トラブルを避けるための考え方

家賃以外に発生する費用だからこそ、事前に知っておくと無駄な出費やトラブルを防げます。

筆者の背景

簡単に自己紹介です。

・2022年:YMSで渡英
・2023年:ロンドンで物件を購入
・現在:カウンシルタックスを実際に支払い中

実際にオーナーとして支払っている経験をもとに、
「テナント側から見たときに知っておくべきポイント」に絞って解説しています。

カウンシルタックスとは?

カウンシルタックス(Council Tax)は、イギリスの各地方自治体に支払う税金のことを指します。

この税金は、地域の生活を支えるための費用として使われており、主に以下のような公共サービスに充てられます。

・ゴミ収集
・警察・消防
・図書館などの公共施設

日本の住民税と似た役割を持っていますが、大きく異なる点があります。

日本:個人に対して課税される
イギリス:物件(住宅)に対して課税される

そのため、どのエリア・どの物件に住むかによって金額が変わる仕組みになっています。

料金の決まり方

カウンシルタックスの金額は、物件の価値に応じて「バンド(等級)」で分類されます。

・Band A(最も安い)
・Band B〜G
・Band H(最も高い)

同じ建物内でも部屋の広さや条件によってバンドが異なることがあります。

さらに、同じバンドであっても自治体ごとに税額が違うため、地域差にも注意が必要です。

支払い対象は誰?

法律上のルール

基本的には、その物件に住んでいる成人が支払い義務を持ちます。

・18歳以上は原則対象
・複数人で住んでいる場合は共同責任
・配偶者や同居パートナーも対象

また、条件によっては割引や免除があります。

・一人暮らし:25%割引
・学生や未成年:免除対象
・空き物件や新築:減額・免除あり

実際の支払いパターン

多くの場合、大家がカウンシルタックスをまとめて支払い、
その分が家賃に含まれている、または別途請求されます。

特にシェアハウスではこの形が多いです。

テナントが直接支払うケース

一部の契約では、テナントが自治体に登録して直接支払う場合もあります。

この場合は、家賃や光熱費とは別に請求されるため注意が必要です。

家賃に「込み」と書かれていても、実際にはカウンシルタックス分が上乗せされているケースがほとんどです。

よくある質問(Q&A)

Q. カウンシルタックスは必ず払う?

A. 基本的には必要です。
ただし、学生や一人暮らしなど条件によって割引・免除があります。

Q. 契約パターンはどれが多い?

A. ロンドンでは以下が主流です。

・Bills Included(全部込み)
・家賃+光熱費(タックス込み)

どちらも大家が支払っているケースが多いです。

Q. なぜ大家が払うケースが多い?

A. 管理を簡単にするためです。
複数人で住む場合、個別に請求するとトラブルになりやすいため、大家が一括管理するケースが一般的です。

料金はどう決まる?

カウンシルタックスは、物件の価値によって「バンド(等級)」が決まっています。

・Band A(最も安い)
・Band B〜G
・Band H(最も高い)

同じ建物でも部屋の広さや条件によってバンドが違うこともあります。

また、同じバンドでも地域によって金額が変わる点も注意が必要です。

誰が支払うのか?

ここが一番ややこしいポイントですが、基本的には、その物件に住んでいる成人が支払い対象になります。

実際の運用(重要)

現実的には、以下のパターンが多いです。

①大家が支払うパターン(主流)
→ 家賃に含まれている or 別途請求される

②テナントが直接支払うパターン
→ 自分で自治体に登録して支払い

特にシェアハウスなどでは、管理を簡単にするために大家がまとめて支払うケースが多いです。

自分で支払う場合の手続きは?

A.自治体の公式サイトから登録が必要です。

住んでいる地域ごとにページが異なるため、
該当するカウンシルを検索して手続きを行います。

GOV.UK
Find your local authority in England, Wales, Scotland and Northern Ireland

カウンシルタックスの実例

私たちのケースを参考として紹介します。

・ロンドン Zone3
・2ベッドルーム

年間:約£1600〜£1800
(月あたり:約£130〜£150)

これを人数で割ると、

例)3人で住んでいる場合
→ 1人あたり月£40〜£60程度

(1) タックス登録申請

物件購入や入居後、自治体に対して登録手続きを行います。

主な登録内容は以下の通りです。

・氏名
・住所
・入居開始日
・同居人数

Council Tax - GOV.UK
Includes council tax appeals, bands, discounts and reductions

所有者変更などがあった場合も、同様に申請が必要です。

(2) タックス支払い請求

カウンシルタックスは、自治体から郵送で請求書が届きます。

・支払い頻度:年1回(または分割)
・請求先:登録名義人

大家名義で登録している場合は、請求書は大家に届きます。

(3) タックス支払い額

年間:約£1600〜£1800
(月換算:約£130〜£150)

■ 人数で割る場合の目安

例:3人で居住している場合

・月額合計:約£150
・1人あたり:約£50

計算式
£1800 ÷ 12ヶ月 ÷ 3人 = 約£50

人数に応じて分担する形が一般的です。

カウンシルタックスの注意点

【詐欺】こんな物件には注意

相談者から寄せられた本当にあった話です。

物件情報(※2024年12月)
・掲載元:スペアルーム
・物件住所:ロンドンZONE2エリア
・月の家賃:£1150(Bill込みと記載)
・部屋:ダブルベッドルーム

内見の時

  • 大家さんはとても社交的でいい人

  • 「日本語を教えてくれたら家賃を850ポンドにする」と大家から提案を受けた。

  • 家賃は割引で850ポンドだが、ビルが160~180ポンド追加でかかると言われた。

  • ビルの内訳を尋ねると、光熱費とカウンシルタックスが含まれるとの説明される。

契約前

  • カウンシルタックスの月額費用を尋ねたら、曖昧な回答で具体的な金額を教えてもらえなかった。

  • 「手続きは全部こちらでやるから任せて」と笑顔で言われたが、信頼性に欠ける対応だったので契約をキャンセルした。

【補足】
・ビル(Bill)は、基本的に「光熱費+WIFI」のことを指します。
(※家賃以外にかかる費用全般のことではないです。)
・家賃以外の追加費用が160~180ポンドは高すぎます。

「手続きを任せて」と言いつつ、実際には不当な上乗せ費用を請求しているケースは詐欺の可能性が高いです。

契約前に気をつけること4点

特にイギリス初心者や、ワーホリ・留学で渡英したばかりの人は、カウンシルタックスや賃貸物件の知識がないことを悪用されることがあります。

  1. 家賃とその他にかかる費用(Bill)の内訳を詳しく聞く。

  2. カウンシルタックスが家賃に含まれるかどうかを確認する。

  3. 曖昧な説明や不自然な高額請求があれば即座に断る。

  4. 公式サイトで物件のカウンシルタックスバンドを確認する。

物件のタックスバンドを検索
自治体でタックスの詳細金額を確認

まとめ

イギリスでは、特にロンドンのような都市で物件詐欺のリスクが高いです。初心者であっても、「カウンシルタックスの価格」や「家賃に含まれるかどうか」をしっかり確認することで、詐欺に巻き込まれるリスクを減らせます。曖昧な情報を提供する大家やエージェントは必ず避けるようにしてください!

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